俺様ホストは 溺愛率100%
そんな疑問を抱いたまま、部屋の鍵を開ける。
ガチャガチャ…
「…七海」
「!」
何で…私の名前ー…
背後から名前を呼ばれ、ばっと後ろに振り返った。
「おやすみ。またな」
月の光をバックに、ふっと綺麗な笑顔で流星が言った。
「っ…」
そして、背を向けて行ってしまった。
…本当に…
何なの?
ドクン…ドクン…
"おやすみ。またな"と言った流星の笑顔があまりも綺麗でー…
ドクン…
「もう…本当に…何なの…」
ドクン…ドクン…
また、腰が抜けてしまった。