Snow drop ~サンタさんからのプレゼント~ 【完】
『よくはないし、
 冬眠もしてない。
 だから、ミイラにもならない』

「そんなこと言ってるあいだに
 気づいたら30歳・・40歳・・って
 なるんだよ」

『それでもいいよ、私は』

「だーめ!よくない!
 ユリナ様が、許さない!」

ユリナは私の腕に自分の腕をからめ、
ひとり鼻歌なんかを歌いながら
歩き始めた。

しかたない・・か・・
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