Snow drop ~サンタさんからのプレゼント~ 【完】
「年上だったら。もしくは、
 同じ年齢だったら、
 あなたは満足なんですか?」


「・・べつにどーでもいいけど」


中沢さんは、呆れたように片手を上げ、
立ち去ろうとした。


「真衣さんに謝れ!」


久保田君が、中沢さんの背中に向かって
叫ぶ。


「は?」


「僕のことならいい。
 でも、今あなたが言ったことは
 真衣さんに対しての
 ただの冒涜(ぼうとく)だ。」
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