Snow drop ~サンタさんからのプレゼント~ 【完】
『じゃ、一緒にお昼食べよっか』


「・・・はい」


『行こっ』


私は久保田君の手をとって
走りだした。


「あ、ちょっ・・」


ケラケラと笑いながら、陸橋を渡る。


頼もしい、と可愛い、の
中間にいる久保田君を
少しの時間、独占させてください。

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