友達だよ?
その言葉を聞いて、クラスが凍りついた。

璃子も、口を大きくして固まっている。

あ~あ~、可愛い顔が………

『学校全体に言い回して欲しいんだけど、頼まれてくれる?』

クラス「はっはい!何でもどうぞ!」

『ありがとう。じゃあ、田中 瑠璃に手を出したら潰すって良い回って?あと、ゴミとか落書きとか、ボロボロにしたもん全部新品にして全部持って来いって言って?』

クラス「はっはい!すぐ行ってきます!」

そう言ってクラスの皆はすぐに出て行った。

入れ替わりにさっくんが入ってきた。

さっくん「え、どーゆことだ?」

『ん~?まぁ、ちょっと脅した~笑すぐ戻ってくるよ?きっと。』

さっくん「?そうか?分かった、、」

すると、遠くの方からものすごい量の足音が聞こえた。

他クラス「すいませんでしたっ!!」

はぁ?なんで私?

『謝る相手ちがくない?』

そう言うと他クラスの人達ははっとして、りっちゃんの方に向き直った。

他クラス「ほんとに、ごめんなさい!田中さんの話も聞かないで虐めて…あの…本当の事教えて?」

りっちゃんは、びっくりして、でも嬉しそうに笑った。
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