俺様王子?!☆second☆
な、なんで仲良しのことのお茶なのに緊張するの~~!?
「あ!そうそう!私聞きたいことがあったんですよ!」
聞きたいこと?
「な、なにかな?」
「どうして龍斗さんはあんな皆の前と、美姫さんの前と性格が違うんですか?」
あぁ・・・そのことですか・・・。
「それは俺が言う。
実は俺の親父、理事長は周りの評判を気にしてる。まぁ、俺の母親も大きな企業をもってるから気にしてるんだ。
二人は評判を落としたくない。だから息子の俺にもしつけをして、周りに好かれるようにした。
息子も出来がよければそれだけ自分たちの評判が上がるからな。」
「へぇ~。」
「これは簡潔に話したもの。詳しく話すのはめんどいから。」
そう・・・。でも龍斗はお父様が大好きな父親だったから、そのことをちゃんと守っていた。