俺様王子?!☆second☆
「な!無理だよ…みんないるでしょ!」
「ふぅ~ん…いいんだ?そんなこと言って…」
どうしよう!Sのスイッチが入っちゃった!
「今しないなら、VIPルームに帰ってから激しいやつ何回もするけど?」
…………イヤァァァァ!
「どっちにする?今ここでキスか、VIPルームで激しいのか」
この意地悪!ドS!馬鹿!
「馬鹿?俺様に馬鹿なんて言っていいんだ?」
「心詠まないで!」
「じゃあ「キス!キスするから!」」
「じゃあ早くしろ」
き、緊張する!もういや…
―チュ―
「合格♪」
恥ずかしい!
「キァァァァ!朝からキスしてる!」
「いいな~!」
よくないよぉ………
「美姫?どうかしましたか?
顔が真っ赤だよ?熱あるかもしれませんね…ニヤッ」
違うってわかってる癖に!しかもなんでいきなり表の王子になってるのよ!
「だ、大丈夫だもん!」
これ以上いたら、永遠にいじめられる!
私は、さっさと教室に向かった。