俺様王子?!☆second☆
「お父様、その頼み、是非お請けします!
………ってより、こちらこそ是非お願いします!」
この話、請けないわけがない。私は龍斗の支えとして、お父様に認められた。
それが嬉しくて嬉しくて、たまらなかった。
お母さんたちと離れるのは寂しいけど、龍斗がいればきっと大丈夫だよね。
「そうか。ありがとう美姫。」
「いえ、こちらこそありがとうございます!」
「今日はせっかくの休みに呼び出したりしてすまなかったね。」
「いえ。とんでもないです。それでは失礼しました。」
「あぁ。またね。」
私は理事長室を出た。
それから暫く廊下を歩いていると、一人の女性に会った。