俺様王子?!☆second☆
「龍斗のお母様!」
「あら、美姫ちゃん!お久しぶりね。」
「はい!お久しぶりです!」
龍斗のお母様。凄くいい人。綺麗でそれはもう素敵な方。私の憧れの存在。
前に会ったときに、勝手にお母様と呼んでいたが、お母様は逆に喜んでくれた。
「お母様、今日はどうしたんですか??」
「うふふ。今日はね、旦那に呼ばれてるの。」
「お父様に??」
「そうなの。何のようかしらね??
……そうそう!美姫ちゃん。美姫ちゃんと少しお話ししたいわ。」
お母様は手のひらを会わせあて、私に ネッ☆ とお願いしてきた。
私にとってはそれはもちろん嬉しいことで、直ぐにOKした。
「じゃあ10時に前のカフェで待ち合わせね。」
「はい!」