俺様王子?!☆second☆


【龍斗】


二宮に頼みごとをしてから部屋で着替えをしていた。


――コンコンッ


一段落ついたそんなとき、誰かが部屋に来た。


「龍斗。私だ。」


親父かよ……


「いいぜ。」


「おぉ。様になってるじゃないか。」


………。


「んなことねぇよ…。
やっぱりちょっと…見馴れねぇし。」


これはちょっと…
まぁ…夢ってわけでもあるけどさ…


「いやいや、似合ってるぞ。」


「ん。ThankYou。」


美姫…お前は今頃更に綺麗になってんだろうな…。





俺は体育館へ行く。中では着々と準備が進められていた。

俺が入れば、待っていた生徒たちがこっちをみて祝福をしてくれた。

俺は壇上に上がり、あとは……



 君を待つだけ――――――



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