俺様王子?!☆second☆
心臓はバクバクだ。
この事を言ったら…香織はどんな顔するかな…。
悲しい顔…??
怒る顔…??
………喜んでる顔…??
香織…
少しして、電話が鳴った。
「もっしぃー!美姫??着いたよ~。今家の前!」
「嘘っ!わかった。今行くね。」
私は慌てて香りを迎えにいった。
着くと、香織は何時もより少しレースの多いチュニックに、短パン、真っ白な長いパーカーが少し上品さをだしている。
香織にしては珍しい服だ。
「わざわざごめん!中、入って!」
「ありがとう。」
中に入ればメイドがやって来て、必要なお茶の数を聞いてきた。
2つ、と私は指で2を作りながらお願いする。一礼をしてから、メイドはお茶を汲みに戻った。
私の自室に香織を案内してすぐ、メイドがお茶を部屋に置いていった。
「美姫、話って何??」
話を切り出したのは香織からだった。
私は戸惑いつつも、本当のことを話す。