俺様王子?!☆second☆
卒業式の準備開始!
【龍斗】
「親…理事長!」
今は理事長室にいる。詰まり、親父のところに来ている。
「なんだ。龍斗。また何かたのみごとか?」
「はい。理事長、少しよろしいですか?」
「わかった」
何故か、理事長…親父の隣に教頭がいる。
だからしかたなく表。
出てけよ…
「教頭先生、少し席を外してもらえますか」
「あ、はい。失礼しました!」
―ガチャ―
やっと行ったよ…
こんなとき、親父には感謝だな…
「で、なんだ」
「あぁ…実は、美姫との結婚のことでな」
相談がある。
「!わかった。聞こう」
流石。話がわかるな…
「結婚式の日時なんだが……この日にしてもらえないか?」
俺は理事長室にある1枚のカレンダーのある日付に指を置いた。
「3月15日…って!」
そう…この学校は“ある行事”は他の学校に比べてかなり遅い。
「この日がいいんだ」
どうしても…
「……だが……っ……わかった。良いだろう。
だが…この行事のあとに行う。いいな」
流石親父!
「あぁ。それと、美姫には言うなよ。当日驚かせてやる」
「ククッ…私の息子らしいな。わかった。用はそれだけか?」
「あぁ」
美姫…楽しみにしとけよ…
「私も色々と協力しよう。じゃ、帰りなさい」
「はい。失礼しました」
絶対に…………お前のためならなんでもやってやるよ…