ふたりごと

なにを着て行こうとか、髪型はどうしようとか、そんな風にわたしに考えさせる直人くんは不思議な人だ。

もしかしたらこれも手品なのかも、なんてそんな空想をしてしまうくらいに。

早く明日になればいいのに。

わたしはそんなことを思いながらいつのまにか眠りについていた。
< 25 / 92 >

この作品をシェア

pagetop