ゆるっと!スマイル・デイズ☆

灯莉と雫はそれぞれのスイーツを注文し、期待を膨らませながら席に座っていた。

灯莉「やっと楽しみにしてたスイーツが食べられるよぉ。まだかな♪まだかな♪」

雫(あかりの反応可愛すぎっ♡)

雫の鼻から鼻血が溢れる。

灯莉「しずくちゃん!鼻血!」

雫「ごめんね!つい。」

雫が焦って鼻を拭く。
その間、灯莉は辺りを見渡していた。

灯莉「それにしても、あかり達の学校の制服の人達が多いね。」

雫「ここからは私達の学校が1番近いからかな。」

灯莉「明日はクラスの子も誘って行こうかな♪」

雫「明日も行くの!?」

灯莉「甘いものなら毎日行けるっ!」

雫「これじゃ糖尿病になっちゃうよ」

やれやれとした仕草で頭を抱える雫だった。

それから数分後、灯莉達の元へ注文したスイーツが届く。
目を輝かせながら写真を撮る灯莉と雫。

灯莉「このネコの形したの凄く可愛い!他にも動物さんの形ががいっぱい!」

雫「食べるのが惜しい…ほんと芸術作品だよ。」

灯莉「でも食べなきゃもったいない!」

灯莉はスプーンを持つと迷いなくスイーツを食べ始めた。
灯莉を見た雫は少し惜しそうにしながらも少しずつスイーツを口に運ぶ。

灯莉「生きててよかったよぉ。あかり幸せだよぉ♪」

雫「こら!食べながら話しない。行儀が悪いでしょ。」

灯莉「しずくちゃんお母さんみたい。」

雫「あかりのお母さん…でもいいかも♡」

雫は1人の世界でよからぬ事を妄想し始めていた。


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