小悪魔彼女×溺愛彼氏
「では、各自仮装を考えておいて
下さいね~。
それでは今日は終わりです!」


当番の振り分けの説明があったりで
この日は終わった。


「有栖さんと姫野さん
ちょっと来てもらえる?」


終わったと思ったら
実行委員に呼ばれた。


「なに~?」


教卓の前まで行くと
少し言いづらそうな感じで
話し始めた。


「あの、申し訳ないんだけど
2人には特定の仮装をしてもらいたくて…。」


特定…?
私と莉子は目を合わせて
ハテナマークを浮かべた。


「ゾンビ花嫁の仮装をしてもらいたいんだ。」


…ゾンビ
…花嫁?


「ゾンビって言っても
そんなリアルじゃなくて
ちょっと血のり使って
可愛い感じで!
…どうかな?」
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