小悪魔彼女×溺愛彼氏
「いいの…!?」


「ぷっ、いいよ、行くか。」


今、顔めっちゃ輝いたな
って笑われたけど、
それくらい嬉しいでしょ!これは!



「あの、いいですか?」


「もちろんどうぞ~!」


莉子たちも来て、
2台動かしてもらう事になった。


「うわ!すご~い!」


2人を軽々と持ち上げ
歩き出す人力車の人。


「この時期は修学旅行で
学生さん多くて、
そうやって喜んでもらえるから
嬉しいね~。」


息1つ切らさず
私達と会話をするこの人
ほんと尊敬レベル。


「あの、どっかこの辺で
昼にいい店ありますか?」


斗真がそう聞くから
時計を見ると
もうすぐ12時になるところだった。




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