小悪魔彼女×溺愛彼氏
「ん。
そうやって素直な美桜が好き。」


頭にポンと手を置いてそう言った。



***


「「か~わ~いい~~!!」」


最近可愛いものたくさん着られて嬉しい!


「どれにしよう~。」


あ、そうだ。


「ねぇ、斗真の私が選ぶから
斗真が私の選んで!!」


「んー、了解。」


そう言って女物の着物を見始めた。


私の提案に莉子も乗って来たから
2人でそれぞれに合う着物を選んだ。


更衣室に入り
壁に掛けてある着物は
白地に紫のストライプで
その上に薄い黄色やピンクで
無数の花柄が施されているものだった。


…すっごいタイプの着物。


やっぱ斗真はすごいな。
改めて思いながら
着付けと髪のセットをしてもらった。
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