小悪魔彼女×溺愛彼氏
頭にあるのは
このお弁当の事だけ。


「斗真お弁当食べよ~~!」


「コラ、有栖まだ挨拶してないだろ!!」


「気にしないの!!!けち!」


あっかんベーをして言い返せば
はぁとため息をつき、先生は諦めた。


「美桜、あと30秒待てばよかったのに。」


斗真にもそう言われたけど
待ってられなかった。


「だってね!すごいんだよ!
早く食べてほしくて!」


私があまりにも目を輝かせてるからか
斗真はフッと笑って


「じゃあ、屋上でも行く?
天気もいいし。」


そう言ったので、
私たちは屋上へと向かった。
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