小悪魔彼女×溺愛彼氏
そんな事を思い出していたら
バイトの時間が迫っていた。


私は、将来役に立つと思って
ケーキ屋さんでアルバイトを始めた。
もちろん調理の手伝い。
実際に作ったケーキをお店で
並べることは出来ないけど、
閉店後に、店長が作らせてくれて、
それを試食してもらってる。


基礎は一から全部教えてもらった。


夢中でやってたおかげで


「飲み込み早いね」って褒められて
俄然やる気が出た。


斗真は勉強、私はバイトで
中々ゆっくり過ごす時間はないし、
最近は全くデートもしてないけど
それでもいいの。


これから先、
何十年って一緒にいるんだから。


今はその未来のために
お互い頑張る時。
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