小悪魔彼女×溺愛彼氏
そんなの承知済み。


「だって好きな人には
可愛く見られたいものでしょ?
今日だって斗真の為に
髪の毛くるくるにして
メイクだってナチュラルにしたんだから!」


「…っだから、そう言うのは
2人の時に言えっての!」


「だって今言いたくなったんだもん!
好きだよ~!って!」


「…もううるさい。」


もっと”好き!”って言おうとしたのに
斗真によって私の口は塞がれた。
もちろん斗真の口でね。


私達はこの2日で
どれだけキスするんだろう?
それとも斗真は案外キス魔かな?
教室でキスをしたのはもう2回目。


この日を境に
私達は学校のバカップルとして
公認になった。
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