小悪魔彼女×溺愛彼氏
斗真はいつもこう。
私に関することは
未だに教えてくれない。
まぁ、いいんだけど。


「そっかぁ~。」


そのまま無言でアイスを食べ続け
勉強を再開した。


優しくなった斗真の教え方は
すっごく上手で
数学が大嫌いだった私でも
問題を解くことが出来た。


「斗真天才!
初めて解けた~!!!」


「よかったな。
じゃあ、次英語やるか。」


数学が解けて
やる気になっていた私は
初めて勉強に夢中になった。


斗真が教えてくれたって言うのが
一番大きいんだけど。




気付けばもう夜。
人生最大に頑張った。


うわぁ~っとベットに倒れ込んだ。
ベットは斗真の匂いがして
落ち着いた。
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