小悪魔彼女×溺愛彼氏
何故かここでにっこりスマイルの斗真。
あんまり笑って欲しくないな~と思いつつ
その光景を眺める。
だって女の子たちは顔を赤らめてる。


だけど、にっこり笑っていたはずの
斗真のオーラが一気に冷たいものに変わった。


「…でも、もし俺と付き合ってる事で
美桜の事傷付けたなら
ただじゃおかないから。」


殺気と共に放った言葉に
後ずさりをした女の子たちは
ごめんなさいと叫びながら
逃げて行った。


「斗真~、大丈夫だから
その殺気私でも怖いから閉まって。」


「無理。チューしてくれた治る。」


たまにこんな甘えたことを言ってくる。


だから周りに人がいない事を確認して
チュッと触れるだけのキスをした。
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