小悪魔彼女×溺愛彼氏
斗真に声を掛けられて我に返った。

そうそう、さっき急に思いついたの!


「ねぇ、斗真。
着替えて来てもらったのに
申し訳ないんだけど…」


ん?と顔を覗き込まれた。


「私にバスケ教えて!」


さっき見ててすっごくやりたくなっちゃったの。


でも斗真は嫌かな~って思ったんだけど…。


「え、マジ?」


う、微妙な反応…。
そうだよね、私とバスケなんて…


「やろうぜ!!美桜やったことある?
あ、てか今日スカートだよな。
それじゃ無理だから
ダサいけど、俺のハーパン履く?」


目をキラキラさせていた。


「え…いいの?」


「いいも何も、
俺の好きな事美桜がやりたいって
言ってくれて嬉しいけど。」
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