小悪魔彼女×溺愛彼氏
仏頂面の斗真。
ちょっと怒らせたかな?
でも気にしない。


「だって可愛かったんだもん!
彼女が彼氏の写真撮るのに
許可必要?」


私も負けじと膨れてみた。
私知ってるもん。
斗真が私のこの顔に弱い事。


「…っわかったよ。
人に見せんなよ。」


ほらね、許してくれた。


「斗真だーいすき!!」


へへっと笑えば、嬉しそうな顔で
『俺も』って口パクで言ってくれた。
だけど照れたね。
すぐそっぽ向いちゃったから
話を変えてあげた。


「ねぇ、斗真はなに食べる?
私絶対カルボナーラ!」


「美桜、他に食いたいのねーの?」


逆に聞かれちゃった。
ん~~、あ、そうだこれも食べたかった。


「トマトチーズ!」


「じゃあ、それにする。」
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