小悪魔彼女×溺愛彼氏
まぁ、いっか!


「上手く行ってるならよかった!」


莉子もなんだかんだ楽しそうだし、
せっかくの海だし!


「楽しもう~!」


1人で拳を突き上げた。


「子供か。」


海入るだけでそんなに気合い入れる?
って笑いながら斗真に突っ込まれた。


空気入れが終わって
テントに戻ってきたみたい。


「いいの~!早く行こう!」


斗真の手を引いて海へ駆出す。
呆れながらも付き合ってくれるのが斗真。


「あんまはしゃぐと転ぶぞ。」


って注意されたそばから
バランスを崩した。


「…ひゃっ!」


倒れると思った体は
斗真によって支えられていた。


「だから言ったろーが、ばか。
ほんと、油断も隙もねーな。」




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