工業高校のイケメン達に愛されて【下】
「寂しい…?うーん…。今はそうでもないかな。」
うつむいて少し考えたあと、相葉くんはそう答えた。
「昔はそう思うこともあったけど…友達もいるし毎日それなりに楽しいから特に今は思わないな。」
「そっかぁ…。」
でも相葉くんのいう通り、あたしも友達のおかげで毎日楽しい。
あたしも相葉くんのことを見習わないと。
最後のひと口のパスタをフォークに絡めながら、そう思った。
そのパスタを口に含むとちょうどぴったりのタイミングで、ウエイトレスさんがあたしたちの席へとパフェを運んできてくれた。
「お待たせいたしました。食後のパフェでございます。」
あたしたち2人はウエイトレスさんに軽く会釈をした。
そして甘いスイーツの登場にあたしは再び目をキラキラ輝かせる。
食後のお楽しみだ…!