工業高校のイケメン達に愛されて【下】



『◯◯駅___…◯◯駅____…』



あたしは車内のアナウンスでハッと目線を上にあげた。


あっ、もう着いちゃった…降りなきゃ!


のんびり椅子に座って電車に乗っていると、いつもの満員電車とは駅に着く感覚も違うように感じた。



「まだ少し暑いなぁ…」



もう10月に入ったと言うのに、外へ出ると汗ばむ。


日中はまだ日差しが強いんだ。


今年は、暑い期間が長いみたい。


だけど、学校にはクーラーが完備されているから、教室に入っちゃえばそんなのへっちゃら。、


そこは、すごくありがたい。


早く学校へ行って、とりあえず涼もう。


少しだけ早く着いたからきっとまだ、登校している人は少ないはず。


少し涼んだら、文化祭の最終チェックだ!


今日の文化祭、とっても楽しみだな。


< 112 / 337 >

この作品をシェア

pagetop