工業高校のイケメン達に愛されて【下】
横沢くんの言葉にみんな好意的で、揃って両手を広げ大きな円を作っていく。
あたしは相葉くんと陸くんの間に入って手を伸ばしたけど、2人とは…特に相葉くんとは身長差があるので彼らの肩に自分の腕を回すのは難しかった。
だから、2人の腰に腕を回した。
2人はあたしの肩に腕を回していて、その腕からはたくましさが感じられた。
なんだろう、なんだか、くすぐったい気持ち…。
そんなことを考えていると、横沢くんが大きな声で話し始める。
「____みんな、今日まで協力してくれてありがとう!!文化祭、ぜっったい成功させよう!楽しもうぜ!!!1-C…ファイトー!!」
「「「おーーっ!!」」」
男の子ばかりのクラス…少し野太い声が教室内に響いた。
横沢くんの言葉でみんなの士気が高まったみたい。