工業高校のイケメン達に愛されて【下】



そんなふうにあたしのことをいつも気にかけてくれるりりかちゃんが、大好きなんだけどね!


再びケーキを頬張っているりりかちゃんにつられて、あたしもまたフォークを手に持って、自分用に切り分けたケーキを口に運ぶ。


…明日から、また学校だ。


久しぶりに、みんなに会えるんだあ。


二学期は、どんな思い出をみんなと作れるのかな?


あ、帰ったら制服にアイロンかけないとな。


明日の持ち物も確認しておかないと!


あと、早く寝ないと!!


夏休み中に肩につくくらいに伸びた髪の毛先をいじりながら、明日からの学校のことを考えた。


そしてりりかちゃんとまたいろいろなお話をして、夜になるまで話の尽きない誕生日会を楽しんだんだ。


< 14 / 337 >

この作品をシェア

pagetop