工業高校のイケメン達に愛されて【下】



「あ、あれっ?」



ぷるぷると震えている指先で、アクセサリーつけるの慣れていないんだなと察した。


緋奈は、自然体って感じの雰囲気だし。


それでこのかわいさは、正直反則だ。



「…つけてやろうか?」


「う、うんっ!お願いします…!」



緋奈は俺に背を向けて、そして緋奈からネックレスのチェーンを受け取った。


俺も…あんまアクセサリー類つけたことないんだけど。


これどうやってつけんだ?


ああ…この金具に引っ掛ければいいのか。


緋奈は自分の髪を上に持ち上げていて、あらわになっているうなじ。


細い首…真っ白な肌…綺麗すぎだろ。


…………。


ごくりと唾を飲み込んだ。


けどなんとか平常心を保って、ネックレスをつけてやった。



「できた。」


「ありがとう…!」


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