工業高校のイケメン達に愛されて【下】
「…おーい後ろの4人ー。実行委員やりたかったのはわかるが、いつまでも落ち込むなー。席戻らないと帰りのHRできないだろー。」
まだ落ち込んでいた彼らにやれやれといった感じで声をかけた先生。
先生の声で彼ら4人はようやく立ち上がり、とぼとぼと自分の席へ歩いて戻っていった。
…あれ?
そういえば、何も言われてないけど今日はあたしたち、実行委員の仕事ないのかな??
それならラッキーかな。
帰ってすぐゆっくりできる!
…と、喜んだのもつかの間。
福井先生が再度口を開いた。
「…あ、そういえば放課後実行委員は早速会議があるから第一準備室集合な。それと、今日中に文化祭の出し物決めて生徒会に申請するから、実行委員2人、前に出てきて今から決めてくれ。」