工業高校のイケメン達に愛されて【下】



相葉くんはどこか冷たく言い放ち、横沢くんは大して気にしてないのか…流して今度はあたしの方を見て言った。



「あ、そのことなんだけど、ちょっとペンとか材料が足りなさそうで…今日は残らないで文房具屋さんに行こうと思ってて。」


「あ、そうなのか!じゃあ俺も行くよ!」



予想外の横沢くんからの提案に、目を見開いてしまった。


一緒に行く、だなんて言われると思わなくて。



「へ?あ、でも…いつも使ってる駅に文房具屋さんがあるから、大丈夫だよ。」


「いーのいーの!すぐ用意するから「あー、悪りぃけど横沢。俺がコイツと行ってくるから。」



あたしの言うことにお構いなしに話を進める横沢くんを、相葉くんが遮った。



「あ、相葉くん…?」



今、あたしと一緒に行くって言った?



「…は?」



相葉くんに話を遮られて腹が立ったのか、横沢くんは怖い顔をして相葉くんを睨んだ。


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