終わりにした夫婦
···子供達と羽叶
昼ご飯は、羽叶さんのお母様が。
夜ご飯は、実家の母が作ってくれて
6人で食べた。
そこに柊がやってきた。
柊は、羽叶さんに挨拶をしながら
すげぇ、イケメン!!
背も高~い!!!
と、柊らしい歓迎だった。
豪も柊も身長は、
178センチ、180センチとあるが
羽叶さんの方が高かった。
それからは、7人で色んな話をしながら
食事も進んだ。
亜子は、羽叶との馴れ初めを聞かれて
羽叶が答えていた。
「不謹慎だけど
事務所にきた亜子に一目惚れしたんだ。
相談内容を訊ねると離婚についてというし
内容を聞くと酷い旦那さんみたいで
手助けをしたくなって。
お節介だけど、職場を紹介したり
住まいを決めたりしたんだ。
だけど、亜子を困らせるつもりはなかったから
気持ちを告げるつもりなかったんだ。
だけど、あいつらが
亜子は綺麗で優しいし
亜子目当てにくるお客様が
男性も女性も多いと。
言うから・・・」
「あっ、羽叶さん、はめられたんだ。」
と、柊が言うから
「もぅ・・柊、はめられたとか。」
と、亜子が言うと。
「いや、青山の事だ。
僕がウジウジしているから
葉っぱかけたんだよな。
きっと。」
と、言うと
子供達三人は、うんうんと
頷いていた。
羽叶さんと子供達が楽しそうに
話す姿を見て
母も父も嬉しそうにしていた。
正基は、子供達と会話をすることなんて
ほとんどなかったから
帰るときに、
「今度、うちの両親にもあって
もらえないか?」
と、羽叶さんが子供達に
頼んだら
「もちろん。。」
「会いますよ。
おじいちゃん・おばあちゃんになるのだから。」
「当たり前」
と、三人は答えていた。
羽叶さんは、嬉しそうに
「ありがとう。
両親も喜ぶよ。」
と、言った。