終わりにした夫婦
···今日は一緒に
「羽叶さん、ありがとう。」
「僕こそ、ありがとう。
みんな良い子ばかりで、
小さいときから
あの子達と一緒に暮らしてみたかった・・・
と、思っていたよ。
それに、お父さん・お母さんにも
お許しを頂けて、良かった。
亜子、幸せになろうね。」
「はい。」
と、運転しながら
手を繋いで話す羽叶さんに
危ないよ、と笑いあって帰宅した。
今日は、ずっと一緒にいたいと
羽叶さんに言われて
私も離れたくないと
思い・・・・
羽叶さんの部屋に帰宅した。
羽叶さんが、お風呂に入っている間に
自分の部屋に戻り
必要な物を取ってきた。
「羽叶さんがお風呂に入っている間に
必要な物取ってくるね。」
と、言うと
「気をつけていくんだよ。」
と、真剣な顔して言うから
くすっ、笑いながら頷くと
照れ臭そうに脱衣所に入って行った。
急いで、羽叶さんの部屋に戻ると
羽叶さんが調度お風呂場から出てきて
私の顔を見て“にっこり”
微笑んでくれた。
その顔が、あまりにも綺麗で
自分が赤くなるのが、わかった。
「亜子も入っておいで。」
「・・・・は、はい。」
脱衣所で、はぁ‥‥‥と
息をして・・お風呂へ
身体・・大丈夫かな?
正基とも柊が出来てから
何もなかったから・・・
お風呂から上がると
「何か飲む?」と、言われて
ミネラルウォーターをもらい飲む
半分ぐらい飲むと
ミネラルウォーターを羽叶さんに
とられて
「・ん?」
「亜子が、あまりにも美味しそうに
飲むから、飲ませて。」
と、いって
ゴクン、ゴクンと飲む・・羽叶さん。
私が見てると
私の顎を持ち
口移しをしてくる‥‥‥
そのまま、深いキスになり
「・・あこっ‥‥抱いて‥‥も良い?‥」
と、言われて
「‥‥‥は‥いっ‥‥」
と、答えると
羽叶さんに抱き上げられた
「‥きゃっ‥‥」
「ごめん。つかまっていて。」
と、羽叶さんは、寝室と進み、
ベッドの上にそっと
私をおろした。
上から見下ろす羽叶さんの
妖艶な目に引きこまれる
キスは、段々と深まり
舌をからめとられ
吸い上げられる
「‥‥フゥン‥‥」
首筋を舐めあげられ
パジャマの裾から
手が入り、ブラのホックが外され
直接肌に羽叶さんの手が触れる
キスをされながら
胸を揉み上げられ
久々の感覚にボォっとしていると
パジャマを脱がされ
胸先を羽叶さんに吸い上げられ
あまがみされ
「‥‥イヤッ‥‥ウン‥‥」
「あこっ‥凄く‥きれいだ‥‥」
と、言われて
そんなことない‥‥恥ずかしいと
思い‥‥首をふる‥‥
羽叶さんの手は、お腹や腰
太ももを撫でながら
亜子の中心に進み
上から下に何度も撫で上げられる。
ゾワゾワとする感覚に
体が上にあがっていく
その間に下着もとられ
羽叶さんも裸になっていた。
羽叶さんの身体は、程よくしまっていて
無駄な肉がなく
亜子は、自分の身体が
恥ずかしくなっていたが
羽叶さんの唇と指に翻弄されて
何も考えられなくなっていた。
そのとき
「亜子っ、我慢できない
‥‥もう‥‥いれるよ‥‥」
と、言うと
羽叶さん自身が入ってきて
「‥‥‥ヤッ‥‥アッアーン‥‥」
「‥‥ウッ‥‥ツウ‥‥ハァッ‥‥
あこの‥なかっ‥‥きもち‥‥いいっ」
と、羽叶さんの腰は加速していく
何度も意識が遠退きかけては
引き戻され‥‥
何度もいかされる
何度目かわからないが‥‥
「う‥きょう‥さん‥もぅっ‥‥」
「‥‥あこっ‥‥うきょう‥っと
‥‥‥よん‥で‥」
「‥‥ア‥アン‥うっ‥きょう‥‥
もう‥‥だ‥‥めっ‥‥‥」
「あこっ‥‥あいし‥‥てる‥‥
あこ‥‥すき‥‥だっ‥‥‥」
亜子が、意識を戻すと
羽叶の胸が目の前にあって
身体を抱き抱えられていた。
ああっ、幸せだ。
と、顔が綻んでいると
「目がさめた?身体大丈夫かな?」
「‥‥うん、たぶん‥‥」
「今日は、ゆっくりしょう。」
と、言われて
再び、抱きしめられた。
羽叶の心臓の音が
聞こえてくると
だんだんと眠くなり
瞳を閉じた。
羽叶も亜子の規則正しい
寝息が聞こえると
再び眠りについた。