ありえない。
秘密
いつもより、学校が早く終わってバーに行ってみた。

「こんにちは〜。」

『あれ?桜ちゃんだ。こんにちは。』

マスターがコーヒーを入れている。

『薫は、今日は集会だから来ないよ〜。』

「集会?」

頭にハテナが浮かぶ。

マスターは、はっ。とした顔で

『ごめん、薫から聞いてないんだね…薫はこの辺じゃ、不良のトップだから。』



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