ありえない。
姉『桜ちゃん、おいてくよ〜。私日直だから。』

「え〜。」

まだ、着替えてすらいない。

ばたばたと準備して家を出た。

『おい。』

「え?」

振り返ると、こないだの不良の子だった。

やべっ。

家をバレてる時点で逃げ場がない。



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