彼氏の溺愛♡

「似合ってんじゃん、紗奈ちゃん」


広尾くんが、そう言いながら、少し跳ねていたわたしの髪を直してくれる。


「ありがと」


瞬も何か言ってくれるかなぁ。


「おい、広尾。なに勝手に触ってんの?」

「瞬!?」


急に声が聞こえたと思ったら、いつの間にか瞬が来ていた。


広尾くんの手を髪から、離させる。


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