ずっと君だけを…


「そっか…」

タクが、私を壁に押さえつけた。私は、身動きがとれなかった。

「タク!やめて!離して!」


「ったく… 仕方ないなぁ…」

タクは、ニヤリと笑った。私にとっては、不気味な笑顔だった。


次の瞬間その笑顔の意味が分かった。


ガッ

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