ずっと君だけを…

初デート



昨日一日寝ていたおかげで、すっかり元気になった。

でも、あのメールは、止まることなんてなかった。

【大丈夫?倒れたんだって?心配になって家の近くまできちゃった(笑)】

「うそ?!」

私は、カーテンを開けて、外を見た。が、外には、いつもと同じ、住宅街が広がっているだけで、不審者らしき人は、見当たらなかった。

「なんで…?知ってんの…」

私は、その場に座り込んだ。


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