ずっと君だけを…
何度も、つまづきそうになりながら、せんせぇの元へ急いだ。
グイッ
せんせぇは、私を引き寄せた。
「ドジ」
「なっ… せん… ンッ」
せんせぇは、強引にキスをした。誰かが、くるか心配したけど、逆にドキドキした。
「…で、何の用?」
「まぁ… ちょっとな…」
「だって… いきなり、キ… んぐっ」
「黙って」
せんせぇが、人影に気づいて、私の口を塞いだ。
人影がなくなると、その手を放した。
「ごめん」
「いいよ。ばれたらヤバイもんね」