ずっと君だけを…


「用もないなら、早くここから、立ち去って下さい」

私は、息を殺して二人を見つめた。

「じゃあ、その指輪は何ですか?」

ドクンッ

「私個人のことです。あなたには関係ないでしょう」

せんせぇ…

「朝は、そんなきれいな指輪していなかったですね?なんで今はしているんですか?」

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