ずっと君だけを…


「そんなにショックなのかよ…?」

俺は、戸惑いながら〇〇病院に向かった。


『霊安室』

その部屋のドアを開けたとき、泣き崩れた親父とおかんがいた。

泣かないと決めたはずなのに、なぜか涙がこぼれた。
これ以上、この場にいたくなくて、式場に戻っていた。

その途中彼女とすれ違った。

声をかけようとしたがやめた。声をかける雰囲気じゃなかった。

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