ずっと君だけを…


「何だ?」

「分かりやすく、簡潔に教えて」

せんせぇは、ふきだした。私には、その行動の意味がわからなかった。

「言われなくても、そうします! それだけか?」

せんせぇは、私にデコピンした。私は、ムッとした顔でせんせぇを見た。


「文句ないなら、始めるぞ」


やっと、せんせぇとの、個人授業(補習)が始まった。


< 32 / 229 >

この作品をシェア

pagetop