ずっと君だけを…


「でも…。お前が本当に補習に来るなんて思わなかった」

「え?」

「いや。何でもない」

せんせぇは、私をじっと見つめた。

「さ、早く帰れよ」

「うん! せんせぇ、バイバイ~!」


せんせぇは、ニッコリ笑った。


「おぅ、バイバイ~」

せんせぇは、笑顔で手を振った。

< 47 / 229 >

この作品をシェア

pagetop