ずっと君だけを…


私は、笑顔で学校を出た。

私は、改めてせんせぇの優しさを知った。

手に保冷剤を握りながら、自転車をこいだ。

頭の中がせんせぇでいっぱいの時、


「麻結! 麻結!」


聞き覚えのある声が後ろから聞こえた。


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