ずっと君だけを…
さ、早く着替えよっと。
私が着替えようとしたとき、せんせぇが部屋に入ってきた。
「逢坂~!大丈夫か… ギャア!」
せんせぇは、小さい悲鳴をあげた。私は、咄嗟にパジャマを羽織った。
でも、せんせぇは気付いたみたいだった。
「逢坂… その傷…」
私は、半分おどけて言った。
「転んだ時に怪我したんだよ! 私、ホラ…ドジだから(笑) 」
せんせぇは、私の両肩を持って揺さぶった。
「違うだろ? なぁ、本当は… ドジな奴でもこんな傷は出来ないだろ? なぁ… お願い。本当の事を言ってくれないか? 」