ずっと君だけを…
「ただいま~!」
家に帰るといかにも不機嫌な叔母さんがいた。
「麻結ちゃん!なんで、約束が守れないの?!」
私の頭の中が?だらけになった。
「今日、タクって人が、家に来たわ」
ビクッ
顔色一つ変えず叔母さんは、言葉を繋げる。
「麻結を呼んでくれだって。いないって言ったらすぐに帰ったけど… どういうことなの? 約束は? 忘れたの? 男の子とは、交際しない! そう言ったよね?」
私は、叔母さんの目をじっと見た。