ずっと君だけを…


私は、せんせぇに電話をかけた。

「せんせぇ… 」

「麻結、どうした? 元気ないぞ。疲れたか? 大丈夫か? 疲れたなら、早めに寝たほうが良いぞ… 」

せんせぇの声を聞くと涙が出てきた。

「うぅ… せんせぇ… 」

「何かあったんだな」

「うん。家に元カレが来た。それが叔母さんに見つかって、今、怒られた」

「それで… 」

私は、深呼吸をした。せんせぇに真実を伝えようと。

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