幼なじみはイケメン君
たくや北高受験するんだ…
そっか…
そうだよね
たくや頭良いし、北高の方があってる…。
「ぐすっ…。」
両目からポロポロ涙があふれてくる
涙を止めようと、歯をくいしばっても
涙は、あとからあとから流れ出てくる。
あたし何で泣いてるんだろ…
拓也の彼女でもないのに
あたしと拓也は「幼なじみ」っていう絆でつながってるのに…
心の中が淋しさでいっぱいになる。
「ぐすっ…。」
拓也との9年間の思い出が、心の中に浮かんできた。