幼なじみはイケメン君
いつもと同じ…。
この日の拓也は…
あたしがドジすれば、いつもと同じ様に、髪をクシャクシャにするし。
相変わらず消しゴムに落書きはするし…。
全然変わらない拓也の様子に
なんだか拍子抜けしてしまった。
拓也は“幼なじみ”のあたしを抱きしめたってこと…?
「ぐすっ…。」
“ちょっぴりの期待”が裏切られてしまった…。
ううん。
“ちょっぴり”なんかじゃない。
本当は、すごく期待してた…。